朝日新聞の【週刊まちぶら】にて穴水町が取り上げられました。
カフェ・ローエルについても記述があります。記事はこちらで。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000280609040001
≡町おこし「川」を活用≡
整う環境 楽しむカヤック
奥能登の玄関口として人や物の交流拠点だった穴水町。空き店舗が目立ち、人通りも少なくなったが、住民らは地域を流れる川に着目。シーカヤック作りや水辺空間を生かしたイベント「カフェ・ローエル」など、にぎわいを取り戻す試みを始めている。
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穴水町の中心街を南北に延びる約800メートルの通りと、そこから枝分かれしてのと鉄道穴水駅へと続く東西約200メートルの通りを地元の人たちは「穴水町商店街」と呼ぶ。どこか懐かしい雰囲気のある商店街も、奥能登のほかの地域と同じように過疎と高齢化の影響で年々空き店舗が増え、人通りも減っている。
そんな中、昔と変わらないのが真名井川や善右衛門川、中ノ橋川など、商店街を横切るように流れる大小の川だ。川の両岸には古い石垣が残っており、奥能登の玄関口としてにぎわった時代のなごりを伝える。
商店街の中ほどにある穴水町商工会のそばを流れる真名井川の左岸には、火星の研究と冥王星の予知で知られる米国人天文学者パーシバル・ローエル(1855〜1916)が1889年に能登を訪れた際の記念碑が立つ。
穴水港に到着した時の印象について彼は「このあたりは運河のある地方のように狭く入り組んだ地形のためか、それとも風景をつつむ大気のせいか、私にはふっとオランダの風景を思い起こさせた」との文章を残している。
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小又川河口にある艇庫では、会社員や公務員、自営業者ら約20人でつくる「カヤック工房NOTO」のメンバーが仕事の帰りや休日を利用し、シーカヤック作りに励んでいる。
シーカヤックは1人乗りで全長約4・8メートル、重さは約18キロ。独特の木目が美しい。もともとは町の地場産業の林業で出るアテの間伐材の利用を検討していたが、地元産のスギが素材として最適だと分かった。幅約2センチ、長さ約4メートル、厚さ約5ミリのスギ材に熱を加えるなどして形を整え、木工用ボンドでつなぎ合わせて形にしていく。
リアス式海岸の穴水港周辺。波が静かで自転車に乗ったような気分でシーカヤックを楽しめる環境が整っており、メンバーらは「シーカヤックを町おこしや観光に利用できないか」と考えている。昨年7月には、県のイベントでシーカヤックで穴水港から真名井川を通り、穴水町商店街周辺まで、約40分のコースを巡った。今年7月には製作した2艇を東京都江戸川区の荒川支流まで運んで試乗会を開くなどして、PRに力を入れている。